マンガ版「引き寄せの法則」 ファンタジーな切り口で自己啓発の基本を説く

Amazon Primeの読み放題を活用して、気になっていたテーマをざくざく読書中です。今回は「マンガで叶える『引き寄せの法則』」。オカルトっぽい・他力という印象があって、書籍購入までは至らなかったテーマですが、読み放題かつマンガなら、と手に取りました。読む前に抱いていた「怪しい」印象は無く、むしろ目標に向かってポジティブに行動を積み重ねることをファンタジックな切り口でやさしく促す本でした。熱量の高いビジネス書や自己啓発本にちょっと疲れた人、最近ちょっとネガティブでやる気が出ない・行き詰まりを感じているような人におすすめの一冊です。

「引き寄せの法則」はオカルトっぽい…？

この本を読むまで私は「引き寄せの法則」にネガティブな印象がありました。というもの、かつて書籍で関連本を見た時、帯に書かれていた「宇宙の法則」「思考の波動」といった概念が私にはオカルトっぽい印象があったからです。

でもAmazon Primeの読み放題Kindle本に上がっていたこともあって、読んでみることに。きっかけはともあれ、最後まで読み切ることができたのは、このマンガ本には「宇宙の法則」「思考の波動」といった概念は登場せず、今私たちができること（例えば、ポジティブな気持ちでいることや、今できることに集中すること）に重点が置かれていたからです。

「前向きでいること」や「今できることに集中しよう」というアドバイスは、既にさまざま自己啓発本・ビジネス書で取り上げられていると思いますが、ここではそれらをファンタジックな切り口で説明しているという印象を受けました。

もう一度、自分の夢に素直になる勇気をもってみる

この本でとりわけ私に響いたのは、「自分の願いに素直になる」ということです。

本書内では「叶えたいことを「ワクワク」妄想し、（宇宙に）注文する」という表現を使っていますが、私は「自分の願いを素直に感じる」ということではないかと解釈しました。

年を重ねるごとに、夢を描きにくくなっているように感じます。

「そうはいっても…」「できるわけない…」「年齢が…」などと言い訳をして、夢を描いてワクワクできなくなっているのです。

でも、夢を叶えるには自分を信じて強烈に夢を見続ける必要があります。この本を読みながら、もう一度自分の夢を素直に思い描きワクワクしてみよう、と思いました。

その他にもこの本を読んで私が生活に取り込みたいと思ったことは

• ポジティブな気持ちを持って、目標達成への行動を積み重ねること
• 執着が現れたらいったん手放して、今できることに集中すること
• 常に口角を上げること

です。

備忘録：本のポイント

最後に、自分のための備忘録として印象に残った項目を書き出しておきます。

• 夢・願いは叶うと信じること
• 夢・願いを叶えるには「努力」が必要。できることをコツコツやる
• ポジティブとネガティブのエネルギーを意識する。天秤のように交互に揺れる中で、なるべくポジティブに振れる時間を増やす
• ポジティブを増やすために、ワクワクできる自分の好きこと・もの・場所を把握しておくこと
• どうしても叶えたいと強く願うとネガティブになる（＝執着）。当然のこと。執着に気づいたら一度手放して今できることに集中する
• 毎日口角をあげる意識をする
• 結果のハードルを下げて、小さな前進を喜ぶこと

こうやって書き出してみると、オカルトというよりは、普通のビジネス書・自己啓発本の中身を変わらないと改めて思います。人生における大切なアドバイスは普遍的だけれども、論理的に説明するか、ファンタジックに表現するか、読み手によって伝える手段が異なるだけなのかな？と思います。

いかがでしたか？今日は「マンガで叶える『引き寄せの法則』」から学んだことをご紹介しました。元気をなくしていた誰かのお役に立てたら嬉しいです。一緒に頑張りましょう。ではでは～

「まんがで叶える『引き寄せの法則』」Kindle版