レシピ:イチジクとマッシュルームのサラダ – 簡単・ヘルシーを休日のランチに

オーストラリアに来て、素材本来の味を楽しむことを学びました。この料理も、素材の味をしっかり味わうことができる一品。 濃い調味料をつかっていないので、初めは戸惑うかもしれませんが、噛むほどにそれぞれの素材の味と香りが口の中にふんわり・じゅわっと広がって、「また食べたい」と思ってしまう不思議な一品です。新鮮な イチジクとマッシュルームに、モッツァレラチーズと生ハムを組み合わせた、簡単・シンプル・ヘルシーなサラダ。休日のランチやおもてなし料理に、ぜひお試しください。

オーストラリア在住者・英語版はこちら

材料 | 2人前

  • 新鮮なイチジク : 2個(お尻が割れてものが食べ頃)
  • 新鮮なマッシュルーム : 8個
  • ブッファローモッツァレラチーズ : 1玉(125g程度)
  • 薄切りの生ハム : 2-4 枚
  • グリーンオリーブ(種を取り除いたもの) : 10粒程度 (なくてもOK)
  • ルッコラ : 2 カップ (ほうれんそうでもOK、なくてもOK)
  • エキストラバージンオリーブオイル : 適量(お好みで)
  • 塩・黒こしょう : 適量(お好みで)

※馴染みの薄い食材については、参考になるようAmazonのリンクを貼りました。リンクのものでなくても大丈夫ですが、 できるだけ似た食材がおすすめです。例えば、モッツァレラチーズは「水牛」で拳サイズ(100g相当)のものが良いです(小さめの「ボッコンチーニ」だと歯ごたえがありすぎるし、「ブラータ」だと緩すぎることがあります。また、生ハムは薄切りがおすすめ。厚さがあると歯切れが悪くなります。

作り方

1 材料を切る

イチジクを8等分にカットする。

マッシュルームは5mmくらいの厚さにスライスし、ひとつまみのお塩を振る。

モッツアレラチーズはお好みのサイズにちぎる(もしくはスライスする)。

生ハムをお好みのサイズにちぎる(1枚を2-3等分にちぎるのが目安)。

2 材料を盛り付ける

全ての材料をお皿に盛りつける。これだけ、です。

私の場合、はじめにマッシュルームとルッコラをお皿に盛り、そこへ残りの材料(イチジク、 モッツアレラチーズ 、オリーブ、生ハム)を盛り付けていくのが好きです。

最後に、塩・黒こしょう、そして エキストラバージンオリーブオイルをまわしかけてできあがりです。

甘味 x 塩気の組合せ

イチジクの甘味と、生ハム・モッツァレラチーズ・オリーブの塩気という組み合わせが絶妙です。濃い調味料をつかっていないので、初めはと戸惑うかもしれませんが、噛むほどに、それぞれの素材の味と香りが口の中に広がって、「また食べたい」と思うから不思議です。

素材本来の味と鮮度を楽しむオーストラリアらしい一品

私は日本食が大好きですが、シドニーに住み、オーストラリア人を日本にご案内する仕事をするうちに、日本食は醤油や味噌、出汁などの調味料を使うのが特徴の一つであつことに気づきました。一方、オーストラリアでの食事は、新鮮な素材に塩・レモンをかけるだけというような、素材本来の味を楽しむものが多いのです。

一つ例を挙げるとすれば、オーストラリアで頻出するサーモン。新鮮なサーモンの切り身をオーブンで焼き、レモンをかけるだけ。これが「ご馳走」です。一方日本では、同じサーモンでも、味噌に付け込んだり、お醤油に付け込んだり…さまざまな調味料を組み合わせて手の込んだ一品を仕上げていきます。

私はどちらも、それれぞれの良さがあり、大好きです。食文化の違いが楽しいのです。

今回ご紹介したサラダは、まさにオーストラリアらしい一品。新鮮な素材を組み合わせて、素材本来の味と鮮度を楽しみます。 この一品を通じて、異文化体験を楽しんでいただけたら嬉しいです。

ではでは~!

投稿者プロフィール

Takako
一年の大半を外国人のお客様と旅をして過ごしています。旅先で感じたことなどを時々アップしています。シドニー在住。
Personalised group/self-guided travel organiser across the world. From the country on the map to the one where your new friends live.
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