シドニーからたかこです。今日はマーケットでお花を買ってきました。
週末マーケット
近所にある「フィッツロイ・ガーデンFitzroy Gardens」では、週末に「オーガニック・フード・マーケット Organic Food Market」が開催されます。
特に土曜日はとても活気があり、焼き立てのパンや農家から直送された新鮮な野菜、そしてブランチを楽しむ人たちのための屋台がたくさん並んで大賑わい。また、買い物に出てきたご近所さん同士が立ち話をしたり、社交の場でもあります。私も週末にシドニーに戻ってきている時には必ず足を運んでいます。通常私たちのお目当ては、以前にご紹介したトルコのストリートフード「ギョズレメGözleme」をブランチに食べること、翌週に使う新鮮な魚介類を仕入れること、そしてお花を買うこと。
マーケットで一番の人気店
このマーケットには名物店がいくつかあるのですが、中でもこの花屋さんはとっても人気。お昼には半分くらいが売り切れてしまうと知っている地元住民は、朝から出てきて新鮮なお花を3束、4束と買っていくのです。このお花屋さんは、バラや百合などの定番もあれば、ユーカリの葉やハスの花など普通見かけないようなものも置いてあり、見るだけでも勉強になるし楽しいのです。
今回は2週間の滞在とあって、「ミックス・ネイティヴズ Mix Natives」を買うことに。ユーカリやプロテアなどオーストラリアの野辺の花をまとめたブーケで、15ドル(1200円くらい)。さほど繊細じゃないので、お手入れもしやすそうというのが理由です。
いざ購入
沢山の花に囲まれて、ややオーバーサイズ気味な女性がドスンと店の真ん中に鎮座。こちらがこの店のオーナーです。彼女は椅子に座ったまま一歩も動きません。セールスも商品の説明もしない。いっぽう細めの若い男性陣がお花たちをガードしていて、質問すると時々答えてくれますが、会計はすべて女性のオーナーが一括しています。
恐る恐る買いたいお花を見せると「15ドルだよ!」とぶっきらぼうにお代金を求めてきます。現金のみ。20ドル札を渡すと、すでに想定したお釣りをもう一方の手からサッと渡すという具合で、とても手馴れた風。タフで典型的なオーストラリアのカントリーウーマンです。
購入したら、自分で包装します。隅に雑多に置かれた包装紙の山。剪定ハサミもぽんと置かれていて、各々勝手に包装して去っていきます。日本の花屋のように、濡れたティッシュにアルミ箔を巻き、プラスチックのシートで包んでリボンで包装してくれる…などというのとは大違い。
お花を生ける
なんだか怖かったなぁ…とまだ胸がドキドキ、そして飾るのを楽しみにワクワクしながら帰宅。さっそくエントランスに生けました。と言っても、すでにブーケになっていたので束ねてあった紐を外して花瓶に入れるだけ。購入してから家で飾るまで5分もかからないのだから、包装なんてする必要など無かったなあ。他のお客様もきっと同様なんだろうと思います。オーストラリアは本当に合理的です。
お家が明るくなりました。
皆さまは最近お花を買いましたか?
投稿者プロフィール
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一年の大半を外国人のお客様と旅をして過ごしています。旅先で感じたことなどを時々アップしています。シドニー在住。
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