しわしわのお客様用シーツ

ちょっぴり肌寒い19℃のシドニーからたかこです。今日はルームシェアに見る文化の違いをシェアします。

シドニーに家なし

先月末にシドニーへ戻ってきたのですが、家はリノベーション中のため寝泊りできません。

リノベーションは5月には終了しているはずだったのですが、オーストラリアの得意技「Delay」が出て1か月先送り。そして2か月が経過した今も出来上がっていません。

長期間のホテル住まいも高くつくしどうしよう…と途方にくれていたところ、同じビルに住むカップルがご自宅を使わせてくれることになりました。

休暇中の家を使わせてもらう

「私たちはイタリアでバカンス中だから、戻るまでうちに住んでもいいわよ」というオファー。一人なら気も遣わないし、やったー!

こういうこと、こちらでは結構あるみたい。

義母は、私の両親がオーストラリアに遊びに来る間、彼女の家を使わせてあげる代わりに日本で私の両親の家に滞在させて、と言っていました。お互い辺鄙なところに住んでいるので今のところ実現はしていませんが。

まさかのルームシェア

飛行機を降りて疲れてるし、早速おうちへGoです。

お互いの不在中に植木に水やりをしていた関係なので、ご自宅の鍵は持っていたのだけれど、一応ドアベルを鳴らしてみたところ、、、な、なんと妹さんが出てきて「私も一緒に住むの。よろしくね(ニコッ)」。

人間関係が苦手な私が、
まさかの、まさかの??
赤の他人とのルームシェア…

一気にテンションが下がったのでした。でも家がありがたいし、「お邪魔しまーす…」。

しかし、一応ドアベル鳴らしておいて本当に良かった。

お部屋から見える景色

ゲストを想定した家のつくり

妹さんは家主の寝室を、私はゲストルームを使用することになりました。トイレとシャワーも、ゲスト用にもう1セットあるので気遣いも半減。

こちらのお家は、ゲストが泊まることを想定して作られていることが多く、便利ですよね。もちろん土地が広いというのもあるけれど、都心にある小さな家にもちゃんとゲストが来ることを想定した小部屋や工夫があることが多いです。

お客様用>家主用?

私がこれからお世話になるソファーベッドにシーツを準備をしようとしたら、さっそく妹さんから「お客様用はこっちの安い方を使うの。家主はアイロンのかかったシーツを使うから、絶対に使っちゃダメ。殺されるよ(笑)」とのことで。

もちろん、一番安そうなものを使おうと思っていたけどサ、改めて文化の違い実感。

ここでは、

家主→高級寝具、ゲスト→普通の寝具

私の実家では、

家主→日常品、来客→特別良いもの

でした。

アイロンのかかっていない、シワシワのシーツも気持ちよかったけどな~。

皆様のお家ではどうですか?

投稿者プロフィール

Takako
一年の大半を外国人のお客様と旅をして過ごしています。旅先で感じたことなどを時々アップしています。シドニー在住。
Personalised group/self-guided travel organiser across the world. From the country on the map to the one where your new friends live.
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