ミョウガ栽培 in シドニー 海外でも日本食

海外暮らしで感じるストレスの一つに、食文化の違いがあります。お味噌やお醤油など、認知度の高いものは近所のスーパーでも手に入りますが、ニッチな食材となるとまだまだ難しいシドニー。であれば作ってしまおう!ということで、この度、「日本の生姜」、ミョウガを育てることにしました。

ミョウガは「Japanese ginger」又は「Myoga/Mioga Ginger」

ミョウガは歴史の古い食材ですが、食用栽培しているのは世界中で日本だけ。よって、英語では「Myoga/Mioga」と日本語をそのまま使います

「Japanese Ginger」と呼ばれることもありますが、間違ったものを受け取らないためにも、「Myoga Ginger /Mioga Ginger」もしくは学名「Zingiber mioga」を使うのをおすすめします。

収穫された「花ミョウガ」が手に入るのは限定的

私たちが食べているのはミョウガのつぼみ(花ミョウガ)。実は、シドニーでも限定的に手に入ります。

とはいっても、シドニー近郊で育てている方・仕入れている方から直接購入することになるので、ごく限られた時期だけで競争率も高いのです。

ミョウガの苗(地下茎)を購入し自分で育てよう!

独特な香りが魅力のミョウガ。はやり収穫したての新鮮なものをいただきたいものです。ならば、自分で育ててしまいましょう。

オーストラリアのQLD州にある「Earthcare Enterprises」という会社が苗(ミョウガの場合は「地下茎」と呼ばれる根)を販売しています。地下茎が5つ、郵送料込みで35ドルです。

竹や生姜が専門のナーサリー

在庫の確認をして、指定金額を振込すればすぐに郵送してくれます。

大きい普通の封筒に入って到着
新聞紙にくるまれたミョウガの地下茎。すでに芽が出てきているものもあります

西オーストラリア州(WA)とタスマニア州(TAS)には送ることができませんが、シドニーならOKです。

冬に植えて、夏に収穫

夏の冷ややっこやそうめんに薬味として大活躍のミョウガの植え付けは冬

ミョウガは繁殖力が強く、手入れも簡単(日本の実家でも、勝手にどんどん増えていってくれました)。ということで、さっそくプランターに地下茎を植え付けます。

プランターに植え付け
風通しの良い日陰に設置。土が乾かないように水やりします

早く目がでてこないかなぁ…。 楽しみで毎日毎日プランターをのぞき込んでいます。

ということで、今回はここまで。ではでは~!

投稿者プロフィール

Takako
一年の大半を外国人のお客様と旅をして過ごしています。旅先で感じたことなどを時々アップしています。シドニー在住。
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