コンパクトで丈夫な「ミディ胡蝶蘭」をご存じですか?オーストラリアでは、一般的な観葉植物として親しまれています。手入れが楽でコスパが良くて、とってもおすすめです。
ミディ胡蝶蘭とは
特別な時に華やかさを演出する胡蝶蘭ですが、日々の暮らしにぴったりな「ミディ胡蝶蘭」というものがあります。普通の胡蝶蘭よりも一回り小さく、デスクトップや窓際、キッチンなどにも飾ることができるコンパクトサイズ。
お値段も一株で2000円程度。大ぶりの胡蝶蘭の半分から3分の1でお手頃な価格です。
それでも「高い」と思われるかもしれませんが、実はとっても長持ちするのです。1~2か月間も花をつけ続けてくれます。
私が3月中旬に購入したものは5月中旬の今でもまだ綺麗な花をつけてくれています。1,800円で購入したので、一ヶ月あたり900円です。たとえばチューリップ(生け花)は1,000円くらいで10日間が限度と考えると、実はコスパの良いお花だと言えます。
お手入れがラク
ミディ胡蝶蘭の(私にとっての)最大の魅力は、お手入れがほぼ不要なこと。
毎日お水をあげなくても全然大丈夫です(むしろあげてはいけません。根っこが腐って病気になるからです)。10日~1週間を目安に、根本が乾いてきたらお水をあげます。個人的には、2週間くらいあげなくても大丈夫です。
花がうつむきがちになったり、つぼみが落ちてしまったら、トラブルのサイン。花よりも先につぼみが落ちます。
水をあげすぎている(ほとんどの場合はコレ!)、水が足りていない、気温が低すぎる、太陽の量が強すぎる/弱すぎるなどの理由が考えられます。家の中で起き場所を変えると数日以内に花が元気になったり、さらにつぼみが落ちるなどの反応が出ます。
個体によっても異なるようなので、その株が好きなところを探してあげると良いと思います。
より詳しく知りたい方は、以下のサイトがおすすめです。翌年も咲かせたい場合などの情報も載っています。
選び方
個人的には「つぼみ」が幾つかあるものがおすすめです。2~3か月の間に少しづつ花が開いてくるので、つぼみの数だけ花が咲きます。つぼみだったものが、徐々に花開いていくのを見るのはとっても楽しいです。
もちろん、来客に合わせてすべて満開のものが欲しいというのであれば、もちろんOKですが、その花たちが2か月前に開花したものである場合は早く散ってしまう可能性もあるので注意と覚悟(?)が必要です。
また、元気がないとつぼみが落ちるなど、つぼみは株がその環境が好きかどうかのサインになるのでおすすめです。
オーストラリアでは一般的
胡蝶蘭・ミディ胡蝶蘭はオーストラリアでとても一般的な観葉植物です。特別な日に送るなどの文化もありますが、日常的にオフィスやカフェ等でよく見かけますし、スーパーマーケットでも気軽に購入できます。バラやチューリップなどと同じくらい一般人の日常にとけこんだ花です。
日本でも、通販などでミディ胡蝶蘭が購入できるようです。まずは小さな1株を購入して、ご自宅の環境が合うかどうか様子を見てみるのも良いのではと思います。
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一年の大半を外国人のお客様と旅をして過ごしています。旅先で感じたことなどを時々アップしています。シドニー在住。
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